311の日の富士山
この日は3月11日。東日本大震災から9年目の3月11日。
富士山を見ながら9年前を思い出していました。
9年前のこの日、寒い日でした。
津波警報が鳴り響き、怖かったです。
その後の原発事故で、このあたりも放射能が降り注ぎ、空間線量の高い日が続きました。
あれから9年。
今年は新型コロナウィルスが人類に戦いを挑んできています。
放射能は目に見えないし、「直ちに健康に影響を及ぼすことはない」などということでしたが、新型コロナウィルスは「直ちに健康に影響を及ぼす」から多くの人が怖いと思っています。
本当は放射能だってすごく怖いものだったのに。
放射能に色がついていたら
今、この赤い点々がどれだけ減ったのかわからないけど、帰還困難地域だった一部も解除になりました。
今年はコロナウィルスの感染拡大で、反原連の国会前集会もなくなり、3月11日に東電本社前で行われる抗議集会には参加せず(集会はおこなれたのだろうか)、3月20日のさよなら原発の集会も中止となりました。
黙って、声もあげず、何もしないまま、コロナウィルスに感染しないよう自宅待機の日々です。
この日は風が強く、海は満潮で大波が足元までどんどん迫ってきてました。
雲一つない空。夕焼けに染まる富士山。
太陽はずいぶん富士山のそばまできています。
4月3日がダイヤモンド富士。太陽が富士山のてっぺんに沈みます。
桜がぼちぼち咲いてきています。
吾妻山の桜はもう咲き始めているだろうか。
去年は桜満開のころは雨ばかりで、やっと晴れて吾妻山に行ったら、桜はもう終わりかけて、菜の花は切り取られていました。今年はもっと早く行こうと思っていたのに、行けそうにないなあ。電車に乗らないといけないし、不要不急の外出にあたるだろうから。今年はあきらめるかなあ。来年も桜は咲くだろうし。
今朝のNHKのあさイチで「知っておきたいマスクの新常識」を放送していました。
感染症専門医の水野先生のお話です。
下のマスクの写真のところをクリックしたら読めます。 ↓
マスクのつけかた。
はずしたときの置き方。
手の洗い方
電車の中での立ち位置とか。
まだまだ毎日感染者の報告があります。
ただひとつ四国で感染者がいなかった香川も今日、感染者の報告がありました。
自分が感染しないことは、人に感染させないこと。感染拡大を防ぐこと。
自分が感染したら、その先の先には重症者がいるかもしれない。
この苦境を頑張って乗り越えましょう。
3月12日朝の富士山です。
春になると空が白っぽくなってきます。
前日の夕方の海とはうってかわって、静かな海で、サーファーはいませんでしたが、
漁船が網をひっぱって、そのあとをカモメが追いかけていました。
春の海でした。