コロナウィルスの感染さらに拡大 志村けんさんコロナ肺炎で亡くなる。
ダイヤモンド富士の日間近の富士山。太陽は富士山の稜線を登っていきます。
新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。
今まで、感染者や死亡した人の数だけ聞いていたときと違って、志村けんさんがコロナウィルス肺炎で亡くなったというニュースを聞いて、目がさめたように話す若者がテレビに写っていました。
志村けんさんの死で、若者たちから「自分が感染しないというのではなく、自分が感染させないということにきをつけよう」という声が聞こえてきました。
☆若者でも最近、死者が出ている。
☆自分が高齢の家族に感染させたらどうなるか。
☆このままコロナウィルスの感染が止まらなかったら経済は疲弊し、若者の未来が落ち込む
この3点を考えてほしいと今日、テレビで感染症の専門医が若者たちに訴えていました。
感染しないように身を守ることはまわりの人を守ることでもあるのです。
みんなで感染拡大を止めなければなりません。
感染しないためには不要不急の外出はやめること。それが感染拡大を止めること。
今、私たち人類の前には未知のウィルスが立ちふさがっています。
全世界がコロナとの闘いに集中しなければならないときだと思います。
命が大事。コロナウィルスは命を奪おうとしています。
1918に流行したスペイン風邪では全世界で4000万人が亡くなったのです。
この新型コロナウィルスでも何も対策をとらなかったら1年間で4000万人がなくなるだろうという報告がありました。
スペイン風邪では次のような事例があります。
<1918年9月末時点で米国ペンシルベニア州政府は患者発生を把握していたが、極めて楽観的であった。同州フィラデルフィアで行われた戦勝パレードには20万人以上が参加し、この数日後には米国最悪のスペイン風邪のアウトブレイクが発生している。感染ピークの1週間で人口10万人あたり250人がスペイン風邪で死に至ったのだ。
一方、セントルイス市長は「現在市でスペイン風邪が発生しはじめました。そして大流行になりつつあります。全ての劇場、学校、ホール、酒場、民宿、ダンスホールは次のアナウンスがあるまで閉鎖します。集会も日曜学校も禁止です」と発表した。その結果、セントルイスはピークの1週間人口10万人あたり30人に抑えることができた。これはフィラデルフィアの8分の1以下である>
関東地方は東京、千葉、神奈川、埼玉の知事が先週末の外出の自粛を要請しました。
今後もそれを続けてほしいということです。
埼玉や大阪から東京へ行くことも自粛してほしいという自治体からの要請があります。
早くコロナウィルスの流行をおさめるためには全員で立ち向かわないといけない。
早く元の日常に戻りたいと思いますが、世界に目を向けたとき、これは本当に経験したことのないような緊急事態です。
戦争を知らない私たちには、生まれて初めて経験する地球規模の緊急事態です。
アフリカなど医療の整わない地域にも新型コロナウィルスは拡散していっています。
果たして、一年後にオリンピックは開催できるのでしょうか。
私たちは感染しないよう、医療崩壊がおこらないよう協力し、ワクチンができるまで耐えるしかない。
感染しないように身を守ることはまわりの人を守ることでもあるのです。
感染したらだれかに感染させること。感染させた先には重症になる人がいるかもしれない。
4月3日はダイヤモンド富士。この写真は3月25日の写真。
3月27日から天気が悪く、昨日は雪も降り、富士山を4日ほど見ていないのですが、太陽はどこまで登ったのだろうか。
桜が咲きました。
昔、「サクラサク」という電報はとてもうれしい電報でした。
来年は桜と菜の花と富士山の写真を撮りに吾妻山に行けるといいなあ、と思っています。今年は我慢です。コロナとの闘いです。
みなさん、今目の前の敵はコロナウィルスです。
世界中の人と気持ちを同じにして頑張りましょう。
志村けんさんのご冥福をお祈りいたします。
志村けんさんからのメッセージをしっかり受け止めましょう。