七月の富士山
7月20日を過ぎても今年は梅雨が明けません。
今、日没後北西の空にネオワイズ彗星がみえているはずです。
国立天文台のHP↓
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2020/07-topics05.html
AstoroArts
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11302_ph200700
これまでパンスターズ彗星もアイソン彗星も、期待に反して、地球に近づいたとき、あんまり明るくならなくて、見えなかったのですが、ネオワイズ彗星は2等級から3等級の明るさで見えるというのです。でも空が晴れない。
2020年に現れたルーリン彗星は、2月の末だったけど、そのときも冬なのに天気が悪くて、見れないとあきらめていたら、夜中になって晴れて、双眼鏡で見えたことがありました。
だから今回も雨がやんで雲がきれるとネオワイズ彗星を探しに海に行きましたが、北西の空のあたりは雲が厚くて、見えませんでした。
今月いっぱいなら見えるらしいけど、明日もあさっても雨みたい。
今年の梅雨はなにか恨みでもあるのかと思うくらい、梅雨の晴れ間、梅雨の中休みというものがない。
20日ごろなら2等級らしいけど、月末になると3等級になってしまうらしい。
晴れてほしい。
それで7月に富士山が見えたのは二日だけ。今のところ。
夏の富士山です。
7月2日の富士山
7月12日の富士山↓
7月になって富士山の雪はほとんどなくなりました。
黒い夏の富士山も好きです。雪があってもなくても美しい。
コロナ禍で出かけていくのは海ばかり。
遠出をしなくなった2月からどんどん日がたち、もう7月も終わりに近い。
そのうち、富士山に初雪が降って、白くなって、今年も暮れていくのか、なんて今年が半分過ぎたばかりなのに、梅雨もあけてないのに、そんなことを思ってしまうのは、コロナ禍のなかで過ぎる季節は、富士山の雪が教えてくれるから。
東京では今日366人の感染者。それは検査した人の数。市中にはもっとたくさんの人がいるはず。
そんななかで人が動くGO To キャンペーン。
人類が地球に生まれて5億年の歴史の中で5回生物の大量絶滅が起きている。
原因は気候変動、隕石の落下などがあるが、今回、ウィルスが原因で・・・などと
いう歴史が刻まれるのか。
とにかく今は早く梅雨が明けて、日没後の北西の空にネオワイズ彗星をみたい。